【実践】私が試した浪人時代の勉強法7選 浪人生は予備校に行け

 

こんにちは!

 

私大学生になる前に一年間浪人をしていました。

今は営業マンをしているのですが一応理系でした。笑

 

高校時代は夏前まで部活をしていて、秋まで体育祭の応援団をやっていたため勉強という勉強はあんまり出来ていませんでした。

正確に言うと勉強はしていたのですが、全くと言っていいほど中身が無い勉強法を長時間繰り返すというめちゃくちゃ効率の悪い勉強法でした。

 

そのせいかセンター試験では自分の志望校の平均点数には150点ほど足りず、なんなら国公立大学は全落ち、私立大学も「まあ、ここなら受かるでしょ」と高を括っていたにも関わらず全学部全学科落ちて、センター試験の点数だけで(センター利用)受かるような大学しか受からなかったのです。

 

親に頭を下げ浪人をさせてもらえることになりました。

 

しかし予備校に入ってしばらくしても高校時代の脳筋勉強法しかやっていないせいか中々点数は伸びなかったです。

 

そこで私は気付きました。

 

「勉強法が間違っていたのか...」

 

と。

 

第一志望ではなかったものの国公立大学に上位で入学した私がとった勉強法をご紹介します。

 

 

 【目次】

 

 

 

予備校に行く

 

これは浪人した人みんながみんな予備校に通えるものではないのは分かっていますが、行ける余裕があるなら宅浪(自宅浪人)より予備校に行って下さい。

 

予備校は大学0年生のような感じです。

 

行く予備校にもよるとは思いますが授業中周りに受験生がいて、切磋琢磨しあって勉強が出来ます。

 

全員と仲良くなれとは言いませんが少しは浪人生同士でおしゃべりが出来る友達を作った方が良いと思います。

競い合いが出来るし、良い息抜きにもなります。

そして何といっても自分が気付かなかった勉強法や解答をその友達が持っている可能性があります。

 

浪人すると朝から晩まで勉強尽くめです。

少しでも効率を上げるために、少しでも楽しくするために予備校に行きましょう。

 

 

どんな問題も時間を計る

 

例えば英語や国語なんかは時間を計って勉強する人が多いと思います。

主に実践演習とかは。

 

長文を読むのに時間がかかるからです。

 

だけど数学、社会、理科はどうですか?

 

あんまり時間を計らないでしょう?

計る人もいるとは思いますが、数学の問題一問解くのに時間を計らない人って意外と少ないんです。

 

時間を計ると「自分はこの系統の問題は早く解けて正答率もある、でもこの系統は時間がかかり過ぎちゃうなぁ」といったように自分の得意苦手が客観視出来るんですよ。

 

ただ単にこの問題が解けた!で終わってほしくなくて、どこに時間を使ってしまったのか、どこを早くすれば早く正解に辿り着けるのかを考えて問題を解くと頭に入りやすいです。

 

浪人時代の講師に常にキッチンタイマーを横に置いておきなさいと言われました。

 

腕時計などでもいいのですが、いちいち首や手を動かして時間を見るより、目だけを動かして時間を見る方が見やすいですし動作も減ります。

その分考える時間も若干ですけど増えますし、何より動かすということによって思考を邪魔されなくなります。

 

キッチンタイマーおススメです!

 

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色んな問題集に手を出さない

 

大抵の参考書や教科書は大学受験するための知識が網羅されています。

それらを

「一回終わったから次の参考書で勉強しよう」

ではなくて何度も何度も解きなおしてください。

 

人間は新しいものに目移りする生き物です。

勉強に対してだってそうです。

 

正直飽きちゃうんですよね。

同じ参考書って。

 

しかし何度も解いていくうちに初見で解いた時とは違う解き方が見つかったり、問題の本質を読み解くことができます。

 

問題の本質が理解出来れば、その系統のひねった問題でも対処することは出来て、初見でも難しいとは思わなくなり

「あれ?この問題似たようなのやったぞ?」

となるんです。

 

参考書を何冊も買っていくとなんとなく勉強した気分になります。

でもそれは実際は身についていないことが多く、いわゆる脳筋勉強法になっているんです。

何周も解き終わって完璧に理解出来てから次の参考書を買ってください。

 

 

英単語は完璧に覚えたら黒で塗りつぶす

 

今はどの大学を受けるにしても英語は必須です。

しかし日本人は英語が苦手な人が多いイメージがあります。

 

なぜなら単語が覚えられないからです。

 

受験生なら一冊は持っているであろう英単語帳。

これ、きれいなまま受験を迎えるなんてことないようにしてくださいね?

英単語帳は汚くしてナンボですからね!

 

新品の英単語帳を買った時にあなたは1ページ目から始めますよね。

例えば今日は5ページ目までやったとします。

 

次の日に再度同じページを見たときに覚えている単語と覚えていない単語がありますよね。

 

そのまた次の日にも覚えている単語と覚えていない単語があります。

 

ちょっとだけこの作業って無駄があるんですよ。

 

1日2日経っても覚えている英単語ってもう覚えてしまってるんですよ。

だから皆さんはそれに単語を見てから気付いて飛ばして覚えていない単語を覚えようとします。

覚えている単語を見てしまうと無意識的に覚えている単語のことを考えてしまうんですよ。

 

だから全く見えないように黒のネームペンか何かで黒く塗りつぶしてください。

 

これをすることによって覚えた単語は見らずに覚えていない単語だけに集中することが出来ます。

 

脳の使える容量が増やすことは出来ないかもしれませんが、脳を使う回数を減らすことは工夫次第で出来ます。

 

 

ある程度考えて分からない問題は答えを見る

 

宿題をやるときに答えを見てはいけない。

なんていうのは古いですね。

 

正確に言うと答えを丸写しするのは全く意味が無いですけど、答えを見て自分がどこでつまづいたのかを調べるという意味で答えを見てもいいと思います。

 

ずーーーーっと問題とにらめっこ状態を続けても何の解決にもなりません。

むしろ時間の無駄です。

 

少し考えて分からなかったら答え合わせをしましょう。

 

その際に問題文のどこの意味が分からなかったとか、ここの途中から分からなかったとか、答えを見るうえで何かしら自分で分からないところ探しをして下さい。

じゃないとただ単に答えをみて、

「へー、そうなんだ」

で終わってしまうケースがあるからです。

 

全く問題の意図が分からなかったなどといった場合もあると思うのですが

その際に答えの丸写しにならないように気を付けて下さい。

 

答えの中には答えに辿り着くためのプロセスが書いてあるはずです。

そのプロセスを理解し、教科書参考書で復習し、自分のものとするのです。

 

逆に正解した問題に関しても答えと照らし合わせることが大事です。

 

自分の解き方が模範解答とあっているか、もっと省略して解答できる方法はないかなど答えから学べることはたくさんあります。

 

答え合わせはただの丸付けじゃないんです。

 

 

講師に質問しまくる

 

高校の教師でも質問はした方が良いのですが、予備校の教師は大学受験のプロです。

プロを目の前にして質問をしないのは勿体なさすぎます。

 

例えばイチロー松井秀喜の野球教室に通っているなら絶対に質問しますよね?

「どうしたらそんなにヒットが打てるんですか?」

「どうしたらホームランが打てますか?」

 

全く同じことです。

 

予備校生は大学受験に関してのプロに大学受験の勝ち方を教わっているのです。

皆と同じ足並みを揃えた授業形式では皆と同じ進歩しかしません。

 

一歩出し抜きたいなら授業が終わった後に講師のもとへ行き、

授業内容で分からなかったところや自主学習で分からなかったところなどを聞きに行くべきです。

分からないことが無いなんてことはないでしょう。

一度大学受験に失敗しているんだから。

 

大抵の人は

「こんなこと聞いて良いのかな?恥ずかしいな。」

と思っています。

 

でもこちとらお金を講師に対して払っているんですよ?

それなら元は取らないと損損!

 

講師もちゃんと人間なのですから丁寧に教えてくれるはずです。

 

変なプライドや羞恥心を捨てて自分に素直になりましょう。

そうすれば明るい未来が待っているはずです。

 

 

友達に教える

 

これが自分が一番理解できる方法だと思います。

最高のアウトプット方法です。

自分が理解していないとあいまいな解答方法を友達に教えることになります。

 

もし自分が理解しているつもりでも、友達に教えたときに意外と説明が出来ないとなったらそれは自分が完全に理解できていない証拠です。

 

なんとなくの理解で覚えてしまっているその問題は、ちょっと問題形式を変えられたり、ちょっと問題をひねられたりしたら一発アウトです。

 

問題の本質を理解しているかを確認するためにも周りの友達などと教えあいましょう。

 

そこで理解不足に気付くのは大きな進歩なのです。

 

本番当日でなあなあにしていたところが問題に出されたらたまったもんじゃないですからね。

少しでも理解不足を解消しましょう。

 

 

まとめ

 

正直浪人は辛かったです。

 

高校の友達は大学生でワッショイしてるし楽しんでいる。

他の浪人生との実力の差を見せつけられる。

夏を過ぎたら高校生が追い上げてくる。

 

かなりのプレッシャーを感じてしまうし、遊びたくもなるし、投げ出したくなります。

自分の将来のためと言えどもこんなに辛いものかと感じます。

 

でも乗り越えた先には達成感、充実感、そして何よりも強いメンタルも身に付きます。

 

僕は私は、こんなに辛いことを乗り越えてここまで来たんだ、という強いバックアップが将来いつか心の支えになります。

 

辛くて苦しい浪人生活がいつか笑い話や、将来の話のネタにもなります。

 

そして周りを見れば同じように苦しみながらも頑張っている同志がいます。

自分だけが苦しいのではないのです。

その人たちと何とか励ましあって、助け合って苦しみの先の合格をもぎ取って有意義なキャンパスライフを送りましょう。

 

応援しています!

くじけずに頑張ってください!