映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」から学んだ情報社会の恐怖と恩恵

 

TwitterFacebookInstagramなどのSNS

 

色々な情報が手に入るし、発信も出来ます。

 

電話番号やメールアドレスを知らない人にもメッセージが送れるし、芸能人の投稿も見ることが出来ます。

 

ものすごく便利になったなぁとつくづく実感することもしばしばあります。

 

便利な反面、危険がすぐ隣り合わせに。

 

 

例えば、芸能人が自分の家の写真をInstagramに投稿したとします。

その芸能人をフォローしている人はその投稿を見ることが出来ます。

 

行き過ぎたファンの中にはその家を特定してストーカーしようとする人がいるかもしれないのです。

 

中には部屋の中の構造だけでその家を特定する人もいるといいます。

 

 

SNSは投稿した内容によっては迷惑行為を受けることになりかねないのです。

 

 

先日映画

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

を見ました。

 

 

その中で、SNSを良いように活用している場面と悪いように活用している場面があったので紹介します。

 

 

まずは悪い活用から。

 

主人公のカールは、息子がやっていたTwitterを教えてもらいながら登録。

その後自分の悪評が書かれた記事を書いた本人にものすごく下品で汚い言葉でのリプライを送りました。

カールは個人に送ったつもりでいたが、その投稿は誰しもが見ることが出来る投稿であるのですぐに拡散されてしまいました。

 

いわゆる炎上だ。

 

軽はずみな行動や言動は炎上を引き起こすことがよくあります。

 

 

カールは個人的に恨みを持ったその批評家を前にしてものすごく怒鳴り散らす。

大勢のお客さんの前でです。

 

もちろん皆は注目します。

案の定動画を撮られネットで拡散されました。

その内容も良くないもので、散々汚い言葉で怒鳴り散らしたあと、目の前にあったフォンダンショコラを投げつけていました。

 

 

最近では、コンビニのバイト先の学生がお客さんに提供するはずの食べ物を使って遊んでいる動画を笑いながらアップしていてそれが炎上しました。

 

その学生がどうなったのかは知らないですが、恐らく学校も特定されているはずであるのでその学校はものすごい損害を受けることになるでしょう。

 

 

 

それに対し息子のパーシーは上手くSNSを活用していました。

 

 

父親のカールとフードトラックを始めマイアミから出発したわけだが、途中立ち寄ったところで買い出しをしている最中に大行列が生まれていました。

 

これはパーシーがTwitterで告知をしたため、拡散され多くの集客に繋がりました。

 

 

また、この旅の途中で所々パーシーがスマートフォンで何やら撮影している場面がちらほらありました。

 

写真や動画を撮っていたわけだが、これも集客のために使いました。

 

さらに旅が終わり別々に暮らしているパーシーを送り届けたカールは、パーシーが撮ったまとめられた一秒動画を見てかなり心を動かされています。

 

 

人に感動を与えたり、共感を呼ぶこともできるのです。

 

 

SNSは使い方を間違えない限り非常に便利なものであることには違いないのです。

 

上手く付き合っていくことが重要です。